介護施設あれこれ

グループホーム編【介護施設あれこれ5】メリット・デメリットを看護師目線で解説

投稿日:2017年11月2日 更新日:

看護師のグループホームへの転職

こんにちわ!

株式会社リステージ・転職コンサルタント担当のやまさんです。

 

今週も面談や面接、転職相談とタイトなスケジュールでした(*´ω`)

毎年のことではありますが、年末に近づくと、『冬の賞与をもらってから転職』『来年度の転職相談』『来年1月に介護福祉士取ってから転職』と色々な方が相談に来られますし、同時に求人もたくさん動きます。

条件の良い求人からどんどんなくなっていきますので、年末の前後で転職をお考えの方は早めに情報収集をするほうが良いと思います(^^)/

 

さて、前回に続き、【介護施設あれこれ~】第5弾いきます!

前回を読んでいない方は第1回目から読むことをオススメします。

 

では、第5回目スタート!

今回は【グループホーム】に関して説明していきます。

 

グループホームとは

グループホームとは、社会福祉法人や地方自治体、医療法人、NPO法人などが運営する地域密着型サービス事業のひとつで、正式には『認知症高齢者グループホーム』『認知症対応型共同生活介護』と呼ばれています。

原則として、利用者は『65歳以上の要支援2または要介護1以上の認知症患者』『施設のある市町村に住民票があること(※地域密着型サービス事業の為)』が基本条件となっています。

特徴

特徴としては、【認知症の高齢者の方が1ユニット5~9名で共同生活】を送りながら、専門スタッフよる介護支援や機能訓練、レクリエーションなどが受けられる施設です。利用者とスタッフが共同で食事の支度や掃除、洗濯などの身の回りのことを行いながら、家庭に近い環境で自立支援をサポートします。共同生活をすることによって痴呆の改善がみられたり、進行が遅くなったりという効果も報告されています。

施設のコンセプトが『自宅により近い環境で生活する』ということから、利用者には個室が用意され、家具の持ち込みなど、プライベートが確保できる環境となっています。機能訓練のためのレクリエーションが充実したグループホームも多く、地域との交流も盛んに行われています。最近では民家を改修したアットホームな施設も増えてきています。

グループホームの人員は、代表者、管理者のほか、メインは介護士や計画作成担当者(ケアマネジャー)になります。施設の配置基準は、日中が利用者3人に対して1人以上、夜間・深夜が1人以上の配置となっていて、対象は介護士です。配置基準に看護師は含まれていませんが、医療措置を必要とする方が増えてきたことと『医療連携体制加算』を取る為に看護師を置くグループホームが増えてきてます。

※医療連携体制加算とは

看護職員を配置する、もしくは訪問看護ステーションと業務委託契約を行い、24時間対応で看護師の連絡体制を確保していることで得られる加算のこと。看護師がグループホームの職員として24時間体制になっておかなくてはいけないということではなく、あくまで、24時間看護師と連絡が取れる体制にしておくことが医療連携加算の条件になっています。

 

看護師にとってグループホームで働く上でのメリット・デメリット

医療行為が少ない

グループホームでの看護師の主な業務は、健康管理(バイタルチェック・服薬管理)や観察、診察補助です。利用者によっては、点滴・胃ろう・経管栄養の管理などの医療処置の必要な方もいますが、病院での看護業務に比べると医療行為はかなり少ないです。なので、体の負担が少ないという点ではメリットではありますが、医療行為が少ないことでスキルが低下すると考えられる方にとってはデメリットだと思われます。

 

個別性の高いケアができる

1ユニット5~9名の施設なので、一人一人と向き合った看護やケアができ、温かい気持ちで仕事ができる職場ともいえます。また利用者は認知症の方になりますので、話をじっくり聞いてあげ、穏やかな時間を一緒に過ごすことも仕事となります。

 

看護師・介護士の隔てがない

上記でグループホームの配置基準を記載しましたが、日中が利用者3人に対して1人以上なので、定員が9名の施設はスタッフの人数は3名となります。また、配置基準に看護師は含まれていないので、看護師を置く場合はスタッフ3名の内訳は看護師1名・介護士2名となります。

なので、看護師は看護業務のみを行えば良いというわけではなく、介護士と同じようにケアに入ることを求められる施設が多いです。『私は看護師なので介護的なことはできない』『レクリエーションは苦手』と思われる方にとってはミスマッチだと思います。

グループホームの特徴である『共同生活の場』『自宅により近い環境で生活する』ということから、看護師も他のスタッフと同様に利用者と一緒に調理・食事をしたり、洗濯や掃除をしたり、看護師として専門的な知識や経験を活かして他のスタッフをサポートしたり、それ以外の時はスタッフ同士で協力してケアに入ったりなどできる方は、グループホームで重宝されると思います。

 

シフト面に関して

各施設によって様々です。医療連携体制加算を取ってるグループホームの場合、下記のパターンがあります。

  1. 日中は看護師を置き、夜間は業務委託契約してる訪問看護ステーションにオンコールを依頼している。この場合は日勤のみの勤務になります。
  2. 日中も夜間も看護師を置く。この場合は日勤+夜勤の勤務になりますし、夜勤は1人勤務になります。
  3. 日中は看護師を置き、夜間はオンコールで対応する。この場合は日勤のみの勤務ですが、夜間はオンコールの対応になります。オンコールの当番が月にどれくらいあるのか気になります。

このように施設によって違いがありますので、入職前に確認を取ることをオススメします。

 

以上、グループホーム編【介護施設あれこれ5】をまとめてみましたがどうでしたでしょうか。

 

ご意見やご質問などございましたら〖リステージ公式HP〗まで宜しくお願い致します。

では、次回は小規模多機能編【介護施設あれこれ6】をお送りさせて頂きます(^^)/

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