
こんにちわ!
リステージキャリア事業部 転職コンサルタントやまさん代理です。
本日のお題は今後の介護業界はどうなるのか?です。
ちょっとお固めの話ですが。。
2018年もあと少しで、年号も平成から変わるということで時代を省みたり今後を見据えるいい機会かと思いました。
医療、介護において現在の日本で忘れてはならない事項があります。
それは『2025年問題』というものです。
以前にあった『パソコンの2000年問題』みたいですね(笑)
2025年問題とは
『2025年問題』とは、、
団塊の世代が後期高齢者に含まれる年で日本の人口の4人に1人が高齢者になるという問題です。
団塊の世代とは戦後の世代として最もボリュームの厚い世代を指しています。
私の両親もちょうどその世代にあたります。
私が住んでいた坂井市三国町、坂井町、春江町、丸岡町もこの世代は非常に多く、世に言う超高齢化社会に突入します。
福井市も鯖江市も越前市も例外ではありません。
今や地球温暖化と並ぶほどの社会問題となっております。
人手不足はどうなる?
で、この2025年に高齢者が増えればどうなるかと言いますと、介護業界に携わっている方ならピンと来ると思いますが。。
当然、利用者の数が急増します。
現在でも人手不足なのにまだ増えるの??
とても不安ですよね。
そのため国や自治体は施設の増設、新設、新規参入を懸命に勧めてきました。
医療・介護のニーズの高まりを見込んで、政府は
「2025年をメドに、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築」
を推進しています
この時代の流れにより、介護職員の数は飛躍的に伸びました。
しかし日本の高齢化のスピードはそれ以上で、必要とする介護職員の数は全く追いついていません。
福井県での介護士の充足率は82~85パーセントとのこと。
まだまだ人手が足りていません。
人手不足解消案
その人手不足の解消案として検討されていることがあります。
①海外、主に東南アジア近隣の外国人労働者の受け入れ。
今まさに国会で話し合いをしていますね。
これまでの流れを見るとまだまだ時間がかかりそうで、
今の段階では、期待できるかも??来てくれるなら嬉しいけど。。といったとこですね。
②介護ロボットの導入
介護の現場における人手不足や介護職員の負担の軽減を実現させる可能性がある期待の星です。
国の予算に既に介護施設に対する購入補助がありますので、
介護ロボットが同僚となる日が近いかもしれません。
③処遇改善手当など
ここは、介護職に就かれている方は一番気になるところではないでしょうか?
処遇改善手当に関しては今後も続くのかどうかは政府次第になりますし、先ではなくなる可能性があるとも言われています。
しかし、国の重要事項である超高齢化社会対策を考えれば、介護職員の定着率上昇や離職率低下を促進するためと、施設の働きやすさの向上を目指してもらう目的があるので、今すぐになくなる可能性は低いかと思います。
利用者数の増加に伴って、施設数も増やさなければならない。。でも財源が。。
日本でありえないくらいの石油が出て石油輸出国にでもなり、相当なる財源ができれば即解決ですが。。(笑)
今後、消費税増税がどう影響するのか期待したいところです。
この先どうしたらいいか、ずばり!を教えます
人手不足問題は解決するのか?
処遇改善手当はいつまで出るのか?
自分自身も体力面を考えて、いつまで働くことができるのか?
などなど働く側としては不安はたくさんあると思いますが、
心配事はどの職場にいっても尽きないものです。。
では、どうすれば良いのか?
医療・介護の業界でこの先優位に働くためには。。
経験を積み資格を取得することです!
今以上に介護・福祉サービスの需要が高まるのは当然の流れで、介護業界の求人数はさらに増え、介護関連資格を持っている方の活躍の場がもっと広がる時代がすぐに来ます。
問題とされている2025年はもう8年後、もう年末なんで7年後ですね。
そのためのスキルアップや転職、職場選びはリステージのキャリアコンサルタントを活用してみてください。
今後の介護業界についてもリステージ