生活と医療

【看護師さん・介護士さん必見!】知らないと損をする!?非正規格差に関して詳しく解説!

投稿日:2020年10月18日 更新日:

非正規と正社員

こんにちわ!

リステージキャリア事業部 転職コンサルタントやまさん代理です。

 

 

 

最高裁での判決が新聞やニュース大きく取り上げられております!

 

非正規労働者の退職金・賞与無し。

 

 

非正規労働者はやはり不利なのでしょうか?

 

非正規労働者と正社員の待遇格差を巡り、退職金や賞与を支払わない事の是非が争われていましたが、

あくまでも今回争われたケースでの判断ですが、、

『不合理な格差に当たらない』とされました。

(参考:非正規格差判決 是正への取り組み怠るな https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20201015/KT201014ETI090011000.php)

(参考:中日新聞 非正規格差は不合理とは言えない 最高裁、賞与・退職金不払いで https://www.chunichi.co.jp/article/136505)

 

簡単に言いますと非正規の方には退職金や賞与は払わなくても不当でないという判断。

 

 

まず、賞与。。俗に言いますボーナスといわれるもの。

 

羨ましいですね。

私も長く働いていますが年俸制ですのでボーナスをもらった経験がないです。

 

このボーナスは、、

労務対価の後払い、功労報酬の趣旨がありそもそも絶対に支給されるものではないです。

かつ、事業成績で増減することもあります。

 

医療、介護に従事していると他業種に比べて極めて安定的で例年大きなブレはなかったと思います。

※今年は例年とは違います。コロナ渦でかなり影響も出ていて医療業界もかなり厳しくなってきています。。

 

 

なぜ今回、争うことになったかと言いますと、、

正職員と非正規労働者の仕事内容に変わりがなく、傷病休職の制度もない、何年働いても退職金もない、といった職場だったとのこと。

 

『同一労働同一賃金』

以前にお話しさせて頂いていた国の施策とは逆行する判断ではないかと声が上がっています。

【ご家庭をお持ちの看護師さん・介護士さん必見!】4月から始まる新制度~ 家計に影響!? 知らないと損をすることを解説!

 

あくまでもこの会社の事例ですし、内部のことや実情を知らないので強く言い切ることは決してできませんが、

待遇格差と聞くと見過ごすことはできないニュースです。

 

今回の裁判は、

大阪医科大のアルバイト職員だった女性に賞与を支給しないことの是非が問われた件と、

(参考:朝日テレビ 大阪医科大学の元アルバイトに賞与認めず 最高裁 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000195470.html)

東京メトロの子会社メトロコマースの元契約社員らが退職金支給を求めていた件です。

(参考:毎日新聞 東京メトロの契約社員ら 「退職金不支給」で逆転敗訴 最高裁判決https://mainichi.jp/articles/20201013/k00/00m/040/120000c)

 

どちらの訴訟も旧労働契約法で定める「非正規雇用と正社員の不合理な格差」に当たるかどうかが争われ「同一労働同一賃金」制度が今年4月に一部に導入されて以降、初の最高裁判決となったので注目が集まっております。

 

「同一労働同一賃金」制度で示されていること、、

 

正社員と非正規労働者の待遇に差がある場合、何が不合理に当たるのか、

原則となる考え方や具体例をガイドラインとして示している。

 

しかし退職金や賞与の扱いなどについて明示はされていないのです。

 

例えば賞与(ボーナス)については、

『同一の能力の向上には、同一の違いがあれば違いに応じた支給を』

と、あいまいとも取れる表記内容になっているようで、どの程度なら違法でないかなどははっきりしていないところがあります。

 

これには私も多少納得しております。

先に申した通り、本年度の事業成績、経常利益がある上で増減せざるを得ない事態があるからです。

企業によって扱いに差があるのが実情、致し方ないことだと思います。

もし、すべての企業で4分の1でも退職金支払えとなった場合は明日から一斉に訴訟ラッシュになりかねないですからね。

 

 

同一労働同一賃金とは

国が進める正社員・非正規雇用(契約社員・アルバイト・派遣)の待遇差を是正しようとする政策。

 

間違って欲しくないのは「同じ仕事をしていれば同じ賃金」という単純な話ではないというところです。

 

原則として、日本での同一労働同一賃金というのは

1業務内容

2責任

3配置変更範囲

4その他の事情という4つの要素を考慮して「不合理」か否かで判断されるという、少し複雑?いや当然と言えば当然の制度です。

 

そもそも、

業務内容、責任、配置変更範囲、その他の事情が一緒なのに収入格差、待遇格差がある!と言われて続けてできた制度でもありますので、これがなければ権利主張できないわけです。

 

その他

仕事の責任追求、扶養手当、
年末年始の勤務手当、
お盆と年末年始の休暇、
病気休暇、
祝日の賃金についてなど本来正職員なら得られる待遇をしっかり獲れる職場へ行きたいものです。

 

最後に、福井県では正社員でなくても賞与がでる企業はあります

医療、介護の現場も待遇格差以前に未だにブラックと言われる職場も少なくないです。

職場の人間関係だけでなく、、

他業種に比べて給与は良いが休みが取り難い。

超過勤務が多く、事業所によっては賃金や手当の支払いが曖昧。

なかなか辞めさせてもらえない。強い引き留めに合う。

そんな状況ですと転職や求人内容に希望を見出せないかもしれませんね。

 

 

しかし、、

福井県にも正職員でなくても賞与が出たり、年俸制で高い給与を得ている方はたくさんいます。

 

要は皆さんの働き方と転職先のニーズが合致していればなんの問題もないわけです。

この合致条件、もしくはどこにそんな求人があるか気になりませんか?

 

リステージにはそんな求人があります。

手前味噌ですいません。

 

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