こんにちわ!
リステージキャリア事業部 転職コンサルタントやまさん代理です。
12月に入りまして急激に寒くなりましたね。
今日の朝は車のガラスが少し凍ってました(^_^.)
氷を溶かすのに時間かかりますが落ち着いていきましょう!!
福井より北部はもっと寒いわけで、福井県内でも勝山市や大野市は別次元の降雪量です。
上手に共存していかなくてはなりません。
ロスジェネレーションとは
話は変わって、
皆さんは何世代でしょうか?
聖子ちゃん世代、松坂世代、団塊、新人類、バブル、ゆとり、さとりと色々ありますが、、、
ロスジェネ世代の方いらっしゃいませんか?
ロストジェネレーション「失われた世代」いわゆる就職氷河期時代のことですね。
この世代でもいくつか分類されるのですが、1970年〜1982年生まれの方々でしょうか。
バブル崩壊後の不況期に就職活動を経験した世代です。
相次ぐ金融機関の破綻、日本の外ではアジア通貨危機などが起こり、戦後最長の不況と呼ばれる時期を過ごしました。
そのため正社員での雇用は非常に厳しい状態で大学新卒であっても就活のハードルは高かったです。
たとえ雇用されたとしても、倒産やリストラが相次ぎ、失業してさらに再就職も難しく非正規雇用として働く人が増えました。
現在でも非正規雇用者の数は、重要な問題です。
非正規雇用でなんとか頑張るものの、『キャリアに結びつかない』そういった過酷な就活を味わった世代です。
今ではなかなか考えられませんが、そんな時代が実際にありました。
私はまさしく就職氷河期世代を過ごしました。
その後、政府により雇用対策は行われたのですが、、
あくまでも「その時点での」新卒が対象だったため、もうすでに新卒ではないこの世代の人たちは救われないままでした。
そのことを指して『ロストジェネレーション(失われた世代)』と言うようです。
しかしながらこの仕事をしていて、、
いや、この職業紹介業に携わる前からですが、
私の年齢を含め12歳程上までの世代が『能力的に劣っている方』が多いようには思えないです。
むしろ氷河期世代には、厳しい時代を生き抜いたタフさがあり、ポテンシャルも高く、優秀な人材が多い世代とも言われていますし、実際にそうだと思っています。
憧れた先輩や上司や同僚は皆さんこの世代ですし、今もなお輝きを放っている人は多数います。
もちろんスキルや経験だけでなく人間性も優れた方も多いように思います。
そして、、
この就職氷河期世代にようやく就労支援が追いつくことになりそうです。
就職氷河期世代限定の求人が登場する!?
厚生労働省がバブル崩壊後に就職難だった世代の就労の後押しに、
原則禁止している年齢を制限した採用活動をこの世代に限って全面解禁とするようです。
少々わかりにくいのでご説明しますと、、、
企業が求人を採用する際には年齢差別を防ぐ観点から年齢条件をつけることは法律で禁じられています。
例外として60歳以上の高齢者や、国の雇用促進策の対象者などの場合は認められています。
氷河期世代もこの例外に含もうと検討中だとか。
募集の際に年齢制限を認める条件としては、
『長年無職の人や希望が叶わず非正規で働く人を対象とする』など決まり切ってはいませんが、いくつかの条件が出てきそうです。
っで、、これがどうなるの??となるのですが、、
要は企業の求人や就職サイトで氷河期世代の年齢制限された求人が出るということは、
例えばですが、ピンポイントで『38歳から50歳の方を募集!』と出せるわけです。
氷河期世代の求職者からすれば枠が狭くなったことで、就活がしやすくなる可能性が高くなりそうです。
ただし、同年代の求職者同士の就職、転職事情は熾烈になるかも知れません。
どちらにしても、蓋を開いてみないとわからないような話ですが期待はできそうです。
先進国の中で最低レベルとされている賃金で長時間労働を余儀なくされていた世代。
就職氷河期世代を中心として多い非正規雇用の人たちが日本経済を支えていたと言っても過言ではないそうです。
今後の課題として
とはいえ、それでいいとは言えません。
非正規や無職の期間が長かった人は、面接においても門前払いされるケースが多かったのです。
その一方で人手不足を背景に経験が乏しくても正社員で雇用したいという施設や企業が増えてきているのも事実です。
双方のマッチングこそが今後の最大の課題です。
介護業界は年齢、経験問わない施設が非常に増えてきてます。
しかし、特殊である故に苦にならなければ長く働ける良い働き口になると思いますが、
肌に合わないと数ヶ月で業界から離れることもあると思います。
施設の体質や仕事内容、もとより意外と体力勝負で力仕事が多い、努めた後は資格が活きてくるなど面食らうこともあるでしょう。
転職する前に詳しい事前事情、仕事内容など知っておきたいですよね。
なぜ、施設なのか?なぜこの仕事内容なのか?なぜこの資格が必要なのか?なぜ給与が他の施設より高いのか?
就業時間時間が微妙に違うのはなぜか?などなど。
このすり合わせと確認がマッチングに繋がります。
もちろん求職者と企業、施設側の双方に嘘があってはいけませんが。
就職氷河期世代の転職にも強いリステージへご相談を。