生活と医療

【傷病手当金って何??②】前回の続き~受給期間や受給金額について

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傷病手当金について専門家が解説

こんにちわ!

リステージキャリア事業部 転職コンサルタントやまさん代理です。

 

 

今日はとても嬉しいことがありました!

2年ほど前にお仕事のご案内をさせて頂いた、越前市にお住まいの看護師のTさんからご連絡を頂きまして、

知り合いの看護師さんが転職で悩んでいるのでリステージに紹介したいとのこと。

『案内も丁寧だし、安心して知り合いを紹介できる』と言って頂きました。

お知り合いをご紹介頂いたのもそうなんですが、

Tさんが今も楽しくお仕事を続けることができていることに嬉しく思いました。

ご紹介して頂いたTさんの顔が潰れないように、今回のご案内も一生懸命頑張ろうと思います!

 

 

さて、今回は前回の傷病手当金のお話の続きです。(前回をまだご覧になられていない方は下記リンクからご覧ください)

 

前回お話できなかった手当金の受給期間や受給金額の計算方法を解説したいと思います。

 

 

支給される期間は結構長い 最長で1年6ヶ月!?

傷病手当金が支給される期間は、支給開始した日から最長で1年6ヵ月です。

支給開始前に『3日間の待機期間』がありますが、この待機期間が終わり、傷病手当金をもらい始めた日から数えて1年6ヶ月です。

 

とても長いですね!

精神的な疾患や腰痛など治療期間を要するような場合でも、休業してしっかり治療ができるのでありがたいです。

 

だだし、この支給期間には注意が必要です!

 

*注意*

この1年6ヵ月と言うのは1年6ヶ月分支給されるということではなく、受給開始から1年6ヵ月の間に仕事に復帰した期間があり傷病手当金もらわない期間があったとしても、復帰期間も1年6ヵ月に算入されるのです。

 

支給事例(精神疾患、長期休業)

わかりやすく例えると。。

精神疾患の為に長期休業をすることになったケースとして。

受給開始から3ヶ月間、治療の為に休業して傷病手当金を受給しました。

その後、症状が改善したので職場復帰して、6ヶ月間働いたので会社から給与支給がありました。

でも、また症状が悪化したので治療の為に休業することになり、傷病手当金の申請を行いました。

さて、この場合は残り何ヶ月間の受給期間があるのか?

再度、傷病手当金の申請を行い、受給資格を得てから9ヶ月が支給対象となります。

要は受給開始から1年6ヶ月なのです。

 

また、これも注意してください。

*注意*

支給開始後1年6ヵ月を超えた場合は、仕事に就くことが困難な場合であっても、傷病手当金は支給されません。

全国健康保険協会より

原則として決まっていることなので仕方ないですよね。

 

実際支給される額はいくらぐらいなの?

ざっくり言うと、おおよそ給与の2/3ぐらいです。

 

詳しくは。。

支給開始日以前の継続した12ヶ月間の標準報酬月額を平均した額÷30日×2/3

が計算式となります。

 

※毎月の給与は勤務状況によって、超過勤務分や変動的な手当が入ったりすることにより一定の額ではないので、傷病手当金の計算をするときには『標準報酬月額』という値を使って算出します。特に医療・福祉の業界ではシフトによって月々の給与がまちまちなので、この計算になることが多いと思います。

 

 

期間が12ヶ月に満たない場合は!?

支給開始日の属する月以前の継続した各月の標準報酬月額を平均した額

または

28万円(当該年度の前年度9月30日における全被保険者の各月の標準報酬月額の平均)を比べて少ない方の額を使用して計算します。

 

例えば。。

10ヶ月を月額25万で働き、2ヶ月20万の場合なら

(10ヶ月×25万+2ヶ月×20万)÷30日×2/3となり日額5800円給付されることとなります。

 

*これにより特に注意したいところは入社して1年未満の場合で、

加入する健康保険組合の平均標準報酬月額(協会けんぽの場合28万円)と比べて少ないほうの額が採用されるため、入職直後の怪我や病気には特に気を付けて下さい。

入職してからの在職期間が長い、短いとか、雇用条件が正職員やパートなのかなどに関係なく、傷病手当金の申請は可能ですが、試用期間などで給与支給額が低いと傷病手当金の支給額も少なくなります。

 

 

そのほか注意点!

前回に解説した4つの受給資格を持っていても受給されない条件があることをご存知ですか?

 

現在の職場での在職期間が1年未満の場合は在職中の申請であったとしても注意が必要です。

 

「支給期間中に退職した場合、退職日以前の健康保険加入期間が1年未満のときは退職後は傷病手当金は支給されない」

このルールがあるため受給できないことがあるのです。

 

就職、転職後勤続1年以内に傷病手当金を申請受給されたとしても、受給中に退社した場合、退社した会社に1年以上勤務していないと受給が途絶えるということです。

 

失業保険もちょっと似たところがありますが、少なくとも勤続1年が大事です。

 

退職日以前の健康保険加入期間が1年未満かどうかの判断はどこ?となるのですが

「退職日以前に同じ健康保険に連続して加入している期間」が1年未満かどうかで判断するそうです。

そのため、ある条件をクリアすると現在の職場での在職が1年未満であっても、退職後も健康保険の傷病手当金の受給が可能です。

 

健康保険の加入期間が合算で1年以上ありますか?

直近で働いていた職場と現在の職場での健康保険の加入期間を合計すれば1年以上というのが条件になります。

 

健康保険の加入に空白期間がないですか?

前の職場を退職した翌日に現在の職場で健康保険に加入しており、健康保険の加入に空白期間がないことが条件です。

 

違う健康保険ではありませんか?

現在の職場と前の職場の健康保険が同じ健康保険であることが必要です。

 

特に健康保険の空白期間が空いていること多いので注意が必要です。

翌日から!ですので。

 

今働いている職場での在職が1年以上であれば、受給中に退職したとしても健康保険の傷病手当金を受給することができます。

 

以上、今回は傷病手当金の受給期間や受給金額について解説させて頂きました。

 

転職の以外のご相談でも、お気軽にリステージへ

 

 

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